2008年07月26日

月形の夏

080726_154311.jpg
 夏の北海道らしい青空。お昼頃、家族でドライブへ。車を修理中のため、代車での出発だが、ナビがないためいささか不安。
 またしてもおおざっぱな地図をたよりに、月形町にある道民の森を目指してみる。虫もいそうだし、川遊びもできるみたいだしってことで。
 道は広い原野に続いている。とても気持ちがいいドライブだ。
 月形町は岩見沢市よりもやや海側にあり、札幌からは1時間くらいの場所にある町。道々には花がいっぱいできれい。しかし途中から本当に見渡す限りの原野になり、民家の一軒もなくなってきた。看板には何度も「道民の森」と出てくるのに、それらしい公園も入口もない。てかマジ何もない人もいない!!
 何もないから道を聞くことも休むこともできずひたすら車を走らせ、ようやく農産物直売所を発見。お店の人に聞くと、道民の森よりこの先の皆楽公園の方が近くて遊べるという。
 予定を変え皆楽公園を目指すことに。

080726_160538.jpg080726_154158.jpg


080726_174150.jpg
 着いた公園は、たくさんの人と出店で賑わっていた。この町最大のイベント、「つきがた夏まつり」が催されていたのだ。
 ここは石狩川の切り替えでできた三日月湖の周りにある公園で27haの敷地にはキャンプ場、バーベキュー場、パークゴルフ場などがある。他にも日帰り温泉や宿泊施設、体験農業施設、レストランなどもあり、複合観光娯楽施設のようだ。
 お祭りも魅力的だが、まずは虫がいそうな所がないか散策。向こうに見える原野(写真1、3枚目)は広く広く清々しかったが、近くに林はあまりなく目当ての甲虫類はいなさそうなので、子供達は湖畔でトンボを追い掛けて遊んだ。
 小さな遊具場があったのでしばらくそこで遊んだが夕方になりお腹がすいたので施設内のラーメン屋で早目の夕食。
 夜8時から花火大会もあるという。せっかくだから見ていくことにし、お祭り会場のフリマやこども広場で時間をつぶすことに。
 こども広場にはふわふわ遊具やミニSLがあり、なんとどれも無料!しかもそんなに混んでいない。これは嬉しい!

080726_174817.jpg080726_161107.jpg


080726_205331.jpg
 あれこれ遊んでから、日帰り温泉施設、月形温泉ゆりかごでひとっ風呂。大人/480円、小学生/240円(タオル無し・ボディシャンプー、シャンプーリンス有り)。泉質はナトリウム-カルシウム塩化物泉(低張性中性低温泉)、薄い褐色のお湯。内湯、露天ともに小さくこじんまりとしている。地元の人々の憩いの風呂という感じかな。
 お風呂を出る頃には日も落ち、湖畔の芝生には花火の席取りをして待つ大勢の人々。我々もぶらぶら出店を眺めつつ、芝生の土手の一角を陣取った。
 日も暮れた夜8時、いよいよ花火大会がスタート。地元のお祭りだし、期待するほどでもないかな、なんて思っていたのだが。…これがかなりの見応えのある素晴らしい花火だったのである!
 見事な大玉が頭上に広がる。大き〜〜い!綺麗!感動!!
 合間にスポンサーの紹介アナウンスが入るので最初はテンポがいまひとつかなとも思ったが、ひとつひとつ花火のタイトルを聞けるのでだんだんワクワクと打ち上げを待つように。スターマインは華やかで迫力があり、早打ちは一発一発の工夫や大きさが魅力。
 すご〜い!期待はいい方にはずれた!としまえん級じゃん!子供達も大興奮。
 ラストの連続早打ち&スターマインは、もう視界全てが花火花火花火の満開!感動!ものすごい歓声と拍手で幕を閉じた。あ〜、満喫、三昧。
 大満足で帰路へ。子供達は疲れて爆睡。
 昨日の札幌の花火は見れなかったけど、負けないくらいきれいで大きくて、それを芝生にゆったり座って見れたなんて、最高だったかも。
 空気が綺麗で灯りが少ないせいか、月形の夏の夜空は満天の星だった。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。