

夜中。昼間の陽気はどこへやら、ガクッと冷え込み冬並みの寒さ。ゴロゴロと着込んで毛布も被って就寝したのだが、子供達の寝袋が寒かったらしく、夜中に目を覚ました。そこで、パパママの寝袋と交換し、ようやく寝つけた。子供達には学童向けの林間学校対応寝袋を買ったのだが、どうやら失敗らしい。もっといいのを買わなくては!
そして明け方。日が登るにつれテントの中はものすごく暑くなってきた。汗だくになって目覚め、あわてて着ていたものを脱ぎ捨てる。外は真夏日。この時期の内房は油断ならない。
のんびり起きて朝のしたくをして、芝生で少し遊び、テントを片付ける。朝ごはんは近くのコンビニで買ったオニギリ。まさに避難生活・・・。

キャンプ場をあとにし、最初に向かったのは昨日行けなかった市原市水と彫刻の丘。高滝湖畔にあるこじんまりとした美術館だ。料金は大人:200円/6〜17才:100円/6才未満無料。9:00〜16:30(6月〜9月は18:00迄)までで、休業は毎週月曜・最終週火曜・年末年始。
いざ中へ入ると、この時期「紙の不思議」展をやっており、見事なペーパークラフトが見られ、子供達夢中!紙で作ったとは思えないほどの、素晴らしいジオラマやフィギアの数々。じっくり見たあと、階下に降りるとちょっとした遊具スペースが。よく見ると遊具はすべてダンボールでできている!!
(3枚目写真)ここで少し遊んだあと、屋外へ。
湖畔に広がる芝生に出て、まずはそこに聳え立つ高さ28mの展望塔に登る(下写真左)。あまりの高さにちとビビるが、眺めは抜群!
降りて再び中へ。きっかは再びダンボールの遊具場で遊び、こーうはペーパークラフト展示をもう一度じっくりと。
近代アート(下写真右)のコーナーを見て、美術館をあとにした。





お昼過ぎ養老渓谷へ。喜代元で昼食(写真左)、このあたりにあったはずの昨夜見た恐怖の祠だか門?だかを探す。明るい日射しのもとに見つけたそのホラー門は、なんと有名な粟又の滝への入り口の門だった!!(写真右)昼間見るとちっとも怖くない。まあ、手作り感あふれる作りと絵、隣に聳える廃屋のような建物が不気味に見えたんだな。
門をくぐって渓谷へと降りる。滝の上流は水もきれいで浅く、きっかは大喜びで水遊び。こーうもちょろっと水に入ったものの、「冷たい!」と騒いであまり遊ばなかった。(下写真左)
遊歩道に沿って下流へ向かうと、滝の全景が現れた(下写真右)。幅が広くなかなかの眺めだが、滝つぼから広がる水はあまりきれいではない。軽く眺めを堪能したあと、滝を離れた。




みんなでソフトクリームを食べたあと、帰路へ。海を見ようかと少し沿岸を走るうち子供達はぐっすり。しかしこのあと、もの凄い渋滞にハマる。
帰りはどうやって帰るか悩んだあげく、東京湾アクアラインを使ってみようかということになったのだが、この時期皆考えることは同じ。進まぬ車にあっというまに陽は落ち、アクアライン入口付近のファミレスで夕食。ようやくアクアラインへ。
初めて走る海の上の道。子供達も興味深げ。海ほたるで休憩、景色を一望して再び出発。
そのあとの道はスイスイで行きの半分ほどの時間で自宅に到着。高いけど千葉へ行くならやはりアクアラインがいいかな〜。
アバウトな予定、突然のキャンプと我が家らしい(笑)珍道中となったが、家族での初キャンプはまずまずの成功だったかな。寝袋は買い直さないとだな!うん、でもいい思い出になったよ!!
上写真、下写真2枚は海ほたるにて。

