

春分の日です。天気が良いので家族でお昼頃洗車に行き、ドライブに出ることに。
いつものようにあてもなかったが、関越を抜けて青梅方面に向かった。ママが「鍾乳洞行かない?」と提案したためだ。秩父にも
橋立鍾乳洞があるが、ちょっと遠く、パパとママは結婚前に行ったことがあるので青梅の
大岳鍾乳洞と
三ツ合鍾乳洞に行ってみることになったのだ。
道はまあまあ順調。しかしすでに夕刻近く。両方とも午後5時(冬期は午後4時)まで入洞可能だが、問い合わせると個人で経営しているため、多少融通がきくとのこと。まずは大岳鍾乳洞へ。
鍾乳洞までの山道に入ると、そこはかなり細い道が続き、すぐそばは工事現場になっていて山を切り崩しており、落石や土砂崩れが怖い感じ。
ようやく到着、受付のさびれた売店ではおばあちゃんが一人で店番をしていた。入洞料は大人:500円/小学生:300円/幼児:100円。ちょっと高いけど、維持が大変そうだし、無休でがんばるおばあちゃんのためにも。
小さな入り口からスタート!子供達はちょっとビビリ気味。かがんで歩くほど低く狭い。鐘乳洞というより単なる洞窟??迷路のような順路を登ったり降りたりしながら進む。濡れて滑りそうな箇所もあるので、慎重に歩く。探検気分で楽しいが、肝心の鐘乳石はあまり見どころがなく、まあ散策を楽しむといった感じ。
全長300mの長い洞窟巡りを終え、ようやくゴール。子供達は楽しむというより、ちょっと怖かったようだ。
上写真左:鍾乳洞入り口。
上写真右:洞窟探検中。


続いて近くにある三ツ合鍾乳洞へ。こちらも周りは工事現場が広がり、産廃と自然破壊の匂いがする。きっと昔はこんなじゃなくて、もっと神聖な雰囲気の美しい場所だったに違いない。
こちらも受付はおばあちゃん。なんかどっちもこんな所に住んでて大丈夫なのか?と余計な心配をしてしまう。こちらは入洞料は大人:400円/小学生:200円(幼児は無料)。12〜3月は土・日曜、祝日のみ、不定休なので要確認。
洞窟に入ると、距離は短いがこっちの方が天井も高く幅も広く歩きやすい。子供達もようやく探検気分を楽しめたようだ。見どころも多く、結構立派な鍾乳石の祠が点在。
あっというまに一周、出口から出たあとさらに上にある「天の岩戸」と名付けられた祠に行ってみる。そこまでがなかなか険しい道のり。が、みんなで登り、小さいながらも頭上高く見事な鍾乳石の洞穴を見ることができた。映画「エイリアン」で有名な
H・R・ギーガーの絵みたい。
上写真左:鍾乳洞前にて。
上写真右:弁天様の前で。暗すぎてよくわからん写真に・・・


夕方になってお腹がすいてきた。前回梅がなく素通りした
吉野梅郷付近で梅を見ながら食事をしようということに。
今の青梅の梅は、満開をやや過ぎて終わりが見えかけた感じ。それでも道々咲く梅は充分にきれい!
梅林公園付近の駐車場に停める。この時期近辺の駐車場は一日800円。公園の入園料も200円かかる。しかし梅祭りも終わった夕方は店も屋台も軒並み終了、すべて無料。
屋台で何か食べようと思っていたがかなわず、かろうじてやっているとおぼしきお店に入ろうとするがすでに閉店準備中。が、ここのお店の方の御好意で食事にありつけた。
食べたあとはちょっと梅園を見てからまっすぐ帰路へ。子供達は楽しんだのかどうなのか??微妙だったけど、洞窟好きな私は堪能いたしましたとさ。
上写真左:地蔵尊上からの眺め。
上写真右:梅郷近隣の民家に咲いていた花。名前がわからないけどきれいだったので記念に。